夏と言えば全国各地で花火大会が行われます。日中は太陽が照りつけ暑くてたまらない夏ですが、陽が落ちて夕方になると涼しくなり、夜に出歩くものいい感じになります。浴衣を着ていつもとは違う自分になり、夜空へ次々と打ち上げられ轟音と共に炸裂し広がるきらびやかな閃光に見入って、遠い昔を思い出したりもするかもしれません。近年は沢山の種類があって色んな形のものが見られ、夜空の芸術とも呼べるイベントにもなりつつあります。ところでそういったイベントはどこで見ることが多いでしょうか。一般的に広い河川敷や海辺などで行われたりもしますが、多くの場合、場所の確保が大変になったり、帰りも混雑して大変になったりすることが多いです。そういった時には海上から夜空の芸術を楽しむのはどうでしょうか。
海上でイベントを楽しめる船とは
海上でイベントを楽しめるものと言えば、クルーズ船をイメージするかもしれません。それには世界一周や近海などを巡る豪華な大型客船を使ったタイプもありますが、それよりも小さい船を使った港の周辺を巡るタイプもあります。日本の各地でも後者のタイプがあります。例えば兵庫県の神戸港でも運行しており、ここでは総トン数が4700トン程もあり全長100m以上ある船などが使われています。1000名もの定員が乗船することができますし、ゆったりと贅沢な時間を過せる雰囲気の船内で食事をしながらのクルーズを楽しめます。通常はランチやサンセット、ディナーなどを楽しむコースで運行していますが、期間限定で様々なイベントも行われており、その中の一つに花火大会を楽しめるコースもあります。
船で大切な人とお食事や夜空の芸術も楽しむひと時
花火大会と言えば観光地によっては毎晩実施しているところもありますが、神戸の場合、海上からも見られるものは日にち限定でいくつか行われています。そのためそれらの開催日に合わせて運行します。夕方に出航し、3時間から4時間近く海上に出るため船内では食事も楽しめるようになっています。景色のよい窓際の席を指定することもできるのですが、その場合は指定料が必要になります。またお食事なしで乗船のみにすることも可能です。乗船のみの場合はかなり安くなります。雨天になると大会が中止になることもあるため、その場合は通常運行している神戸の夜景を楽しむコースに変更されます。このように場所取りの必要がなく、ゴージャスな雰囲気の船内で食事を頂きながら夜空の芸術も楽しめるクルーズ船で家族や友達、それに大切な人と楽しむのはいかがでしょうか。